カーネーションがすぐ枯れる理由は?対策を知って長持ちさせる方法

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カーネーションがすぐ枯れるの、悲しいよね。

せっかくのプレゼント長く持たせましょう♪

実は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、カーネーションは長持ちします。

カーネーションがすぐ枯れる理由はなんでしょうか?

対策も知りたいですよね。

この記事では、カーネーションがすぐ枯れる理由と長持ちさせる効果的な対策について紹介していきます。

この記事で分かること!
  • カーネーションが枯れる原因
  • 効果的な水やり方法
  • 長持ちさせる秘訣
目次

カーネーションがすぐ枯れる3つの原因

せっかく美しく咲いたカーネーションが、なぜかすぐに枯れてしまう…。そんな経験はありませんか?

母の日のプレゼントとしても定番のカーネーション、出来れば長持ちさせたいですよね。

実はカーネーションには、枯れやすくなってしまう原因があるのです。

ここでは、以下の3つの観点から解説します。

これらの原因を知ることで、カーネーションを元気に育てるコツがわかります。

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

水やりの不適切さ

カーネーションがすぐ枯れてしまう最大の原因は、水やりの不適切さにあります。

カーネーションは水を好む植物ですが、水のやりすぎは根腐れを起こして枯れる原因になります。

適切な水やりのポイントは以下の通りです。

  • 土の表面が乾いてからたっぷりと水をやる
  • 受け皿の水はこまめに捨てる
  • 春〜秋は毎日、冬は2〜3日に1回程度

一方で、水を与えすぎると土が水浸しになり、根が酸欠状態になってしまいます。

そうなると根腐れを起こし、カーネーションを枯らしてしまう危険性が高くなるのです。

鉢植えの場合は、鉢底の穴から水がしみ出るくらいたっぷりと水をやり、余分な水は必ず捨てるようにしましょう。

地植えの場合も、土が乾いてからしっかりと水を与えるのがコツです。

水をやりすぎると根が酸欠で傷んでしまうので注意が必要ですよ。

また、カーネーションは冬の乾燥にも弱い植物です。

空気が乾燥する室内で管理する際は、葉水を与えるなどして乾燥対策をしましょう。

水やりのタイミングをしっかり把握して、根腐れと乾燥の両方に気をつけることが、カーネーションを枯れにくくするポイントです。

適切な水やりがカーネーションの命運を左右するんだね。

日光や温度管理の失敗

カーネーションが枯れやすくなるもうひとつの原因が、日光や温度の管理ミスです。

カーネーションの生育に適した環境は、日当たりと風通しが良く、昼間の温度が20〜25度前後の場所

夏の直射日光や冬の霜には弱いので要注意です。

カーネーションに適した日光と温度管理のコツは以下の通りです。

  • レースのカーテン越し程度の明るさを確保
  • 真夏の直射日光は避ける
  • 室内なら空調で昼間20〜25度を保つ
  • 冬は霜に当てないよう室内に取り込む

一日中直射日光が当たる場所では、葉が焼けて枯れてしまうことがあります。

かといって日陰に置きっぱなしでは花つきが悪くなるので、レースのカーテン越し程度の光が一日数時間当たる場所に置くのが理想的です。

温度についても、真夏の暑さにはとても弱い植物。暑すぎると茎が徒長したり、花が早く終わったりします。

気温が30度を超える時期は、風通しの良い日陰で管理しましょう。

反対に冬は霜に当てると枯れてしまうので、室内の日当たりの良い場所で管理します。

外気温が氷点下になるようなら、軒先など霜の当たらない場所に移動させましょう。

カーネーションは春と秋の過ごしやすい環境を好みます。

それ以外の季節は、日光と温度の管理に十分気をつけてあげることが、枯れないためのポイントですよ。

カーネーションも季節によって管理を変えないとダメなんだね。

病害虫の発生

美しく咲いたカーネーションが、いつの間にか枯れてしまった…。

そんな時は病害虫が原因かもしれません。

カーネーションによくつく害虫はアブラムシ、ハダニ、うどんこ病、灰色かび病など。

早期発見と適切な防除が大切です。

病害虫対策のポイントをまとめると、以下の通り。

  • 葉の裏までよく観察し、早期発見に努める
  • 病害虫が発生したら、石けん水などで洗い流す
  • 殺虫剤、殺菌剤の予防的散布も検討する

害虫は葉の裏に潜んでいることが多いので、葉の表と裏をよく観察することが大切です。

アブラムシなら葉の汁を吸って弱らせ、ハダニなら葉を白っぽくしてしまいます。

病気では、うどんこ病は白いカビのような斑点が葉に広がり、灰色かび病にかかると、花や葉が灰色のカビで覆われ、やがて枯れてしまいます。

このような病徴を見つけたら、風通しをよくして患部を取り除くなどの対処が必要です。

ただ、病害虫が広がってからでは手遅れになってしまうことが多いです。

普段から殺虫剤や殺菌剤の予防散布をしておくと、被害を最小限に抑えることができますよ。

カーネーションを健康に育てるには、病害虫の早期発見と適切な防除が欠かせません。

まずは毎日の観察から始めてみてくださいね。

カーネーションの病害虫対策、しっかりやらないとすぐ枯れちゃうんだね。

カーネーションを長持ちさせる5つの対策

せっかく育てたカーネーションを、できるだけ長く楽しみたいですよね。

ここでは、カーネーションを長持ちさせるための5つの対策をご紹介します。

カーネーションを枯れにくくするポイントは、以下の通りです。

それでは、カーネーションを丈夫に育てるコツを見ていきましょう。

適切な水やり頻度の把握

カーネーションを長持ちさせるには、水やり方法を工夫することが大切です。

土の表面が乾いてからたっぷりと水をやるのが基本。

春から秋は毎日、冬は2〜3日に1回程度を目安に、様子を見ながら水やりしましょう。

水をやる際のポイントは以下の通りです。

  • 鉢植えなら鉢底からしみ出るくらいたっぷりと
  • 余った水は必ず捨てる
  • 葉水で乾燥対策も

水をやりすぎるとカーネーションの根を傷めてしまうので、鉢の中がずっと水浸しにならないよう注意が必要です。

一方で、乾燥対策として葉水を与えるのも効果的。

ただし葉に水が残りっぱなしだと病気の原因になるので、水をよく切ってからあげるのがベストですよ。

水やりのコツをつかめば、カーネーションを思い通りに育てられます。

まずは毎日の観察から始めてみてくださいね。

日当たりと風通しの良い場所での管理

カーネーションは日光と風通しが大好物です。

レースのカーテン越し程度の明るさを確保しつつ、風通しの良い場所で管理するのがポイント。

日光が強すぎると葉焼けを起こしやすいので、夏場の直射日光は避けるよう注意しましょう。

室内管理の場合はエアコンで昼間の室温を20〜25度に保つのがベストです。

冬は寒さにとても弱いので、外の寒さから守ってあげることが大切なので、室内の日当たりの良い場所で管理し、外気温が氷点下になるようなら霜よけ対策をしましょう。

カーネーションは風通しを好む植物です。

レースのカーテン越し程度の風に当てるのがおすすめです。

また、高温多湿には弱いので、夏場は風通しをよくするのを忘れないように気を付けましょう。

爽やかな風が吹き抜ける場所で育てると、カーネーションも元気いっぱいに育ちますよ。

花がら摘みと葉の手入れ

カーネーションを美しく咲かせ続けるには、こまめな花がら摘みと葉の手入れが欠かせません。

花がらは見つけ次第摘み取るのが基本です。

古い葉や傷んだ葉も随時取り除くようにしましょう。

葉が込み合ってきたら思い切って間引くのも効果的です。

花がら摘みと葉の手入れのコツは以下の通り。

  • 花がらは茎ごと摘み取って花芽を残す
  • 葉は株元から黄色くなったものを取り除く
  • 剪定バサミは清潔に保ち、こまめに消毒する

花がらを摘むときは、一番下の葉の上で茎を切るのがおすすめです。

このひと手間で次の花芽を残せるので、たくさん花を咲かせられますよ。

葉は黄色くなったり傷んだりしたものから優先的に取り除きましょう。混み合ってきた葉も思い切って間引くと、株が乱れず見た目もすっきりします。

剪定バサミは錆びないように清潔に保つのが鉄則です。

使う前にはアルコール消毒もしておくと安心ですね。

こまめな手入れを心がければ、カーネーションはたくさんの花を次々と咲かせてくれます。

休眠期の茎の切り戻しと植え替え

カーネーションには休眠期があるのをご存知ですか?

花後の茎を切り戻して休ませることで、翌年もきれいな花を咲かすことができます。

休眠期の一般的な管理方法は以下の通りです。

  • 地際から10〜15cm程度で茎を切り戻す
  • 枯れた茎や弱った茎も取り除く
  • 2〜3年に1回、植え替えをする

秋に咲き終わったカーネーションは、茎を短く刈り込んで冬を越します。

このとき地際から10〜15cmほどの高さで切るのがおすすめです。

枯れた茎や弱った茎もきれいに取り除きましょう。

こうすることで、翌春には新芽が元気よく育ってくれますよ。

鉢植えのカーネーションは、2〜3年に1回、植え替えをするのが理想的です。

細根が傷んでいたり、鉢底から根が出ていたら植え替え時のサイン。

根回しをしてから新しい土に植え替えると、植物体が若返って翌年の生育もグンとよくなります。

切り戻しや植え替えはカーネーションにとって一大イベントです。

タイミングを逃さずに行うことが、毎年美しい花を咲かせるコツですよ。

病害虫の早期発見と防除

カーネーションに元気で長生きしてもらうには、病害虫対策が何より大切です。

害虫や病気を早期発見し、適切に防除することが長く楽しむポイントです。

特に気をつけたいカーネーションの病害虫はアブラムシ、ハダニ、うどんこ病、灰色かび病など。

日ごろから株元をチェックする習慣をつけておきましょう。

病害虫を見つけたら、以下の対処法を実践します。

  • 石けん水や殺虫剤で害虫を駆除
  • 病気は患部を取り除き、殺菌剤で予防
  • 風通しをよくして過湿を防ぐ

アブラムシなどの害虫は、石けん水をスプレーして洗い流すのが手軽な対処法です。

それでも落ちない場合は、殺虫剤の利用も検討しましょう。

うどんこ病など病気が発生したら、風通しをよくして患部はできるだけ取り除きます。

そのうえで殺菌剤を予防的に散布しておくと安心ですね。

普段から病害虫の発生しにくい環境を整えておくことも大切です。

過湿を避け、株の込み合いをときどき解消するなど、カーネーションが過ごしやすい状態を保ってあげましょう。

健康な株から育てることが、何より長持ちさせるコツですよ。

カーネーションを長持ちさせるコツはよくわかったよ!
こまめなお手入れが大事なんだね。

枯れたカーネーションを復活させる方法

長持ちのコツを実践していても、たまにはカーネーションが枯れてしまうこともあります。

でも諦めないでくださいね。

適切な処置をすれば、枯れたカーネーションを復活させられる可能性があります。

枯れかけのカーネーションを救出するポイントは、以下の3つ。

それでは、もう一度カーネーションに花を咲かせるための、リカバリー術をマスターしていきましょう。

茎の切り戻しと水揚げ

カーネーションが枯れてしまったら、真っ先にすべきなのが茎の切り戻しです。

病気で枯れた茎や弱った茎を思い切って取り除くことで、回復への第一歩となります。

切り戻しの手順は以下の通りです。

  • きれいな剪定バサミで、枯れた部分は根元から刈り取る
  • 傷んでいない部分は10〜15cm程度で切り揃える
  • 切り口から水を吸わせるように、切り戻し後はたっぷり水やりする

まずはアルコール消毒した剪定バサミを使って、枯れた茎や弱った茎をごっそりカットしましょう。

この際、健康な部分まで短く切り詰める必要はありません。

10〜15cm程度の長さを残しておきましょう。

切り戻し後は切り口から水を吸わせるようにたっぷりと水やりします。

鉢の中がしっかり湿る程度を目安に、株が乾ききらないよう管理するのがコツですよ。

がんばって耐えていたカーネーションも、ここで一息つける時間を作ってあげましょう。

適度な休養期間を設けることで、切り戻し後の再生も早まります。

根元への活力剤の施用

切り戻したカーネーションをより早く回復させるには、活力剤の追肥がおススメです。

根元にしっかり栄養を補給することで、再生力がグンとアップします。

活力剤の与え方は以下の手順で行いましょう。

  • 液体タイプの活力剤を、規定の倍率で薄めて使う
  • 株の根元に直接たっぷりかける
  • 施用後も株がすぐに乾かないよう管理する

液体タイプの活力剤なら、使う量も調整しやすいのでおすすめです。

メーカーの指定する倍率で薄めたものを、株の根元にジョウロでたっぷりかけましょう。

土が十分湿るまでしっかり万遍なくかけるのがポイント。

施用後もしばらくは乾燥に気をつけ、株元がカラカラにならないよう注意してください。

切り戻しと組み合わせて活力剤を使えば、カーネーションの再生力も倍増します。

一時的な弱りも、これでしっかりケアしてあげられますよ。

日陰での一時的な休養

切り戻しと活力剤の施用で、カーネーションをだいぶ整えることができました。

でもその後の管理を誤ると、せっかくの労力が水の泡になってしまうかもしれません。

ここで日陰での休養タイムを設けることが、復活への近道となります。

休養期間中の管理のコツは以下の通り。

  • 風通しのよい日陰で管理する
  • 土の乾きを見て水やりを控えめに
  • 2週間〜1ヶ月ほどゆっくり休ませる

直射日光の当たらない、風通しのよい日陰がカーネーションの休養に最適です。

水やりはひと息おいて、土が乾いてからほどほどの量を与える程度でOKです。

休眠からの目覚めには個人差もありますが、だいたい2週間から1ヶ月ほどかかるもの。

じっくり待つ気持ちも必要です。

十分な休養期間を経たら、カーネーションをまた日当たりのよい場所に戻します。

新芽が出始めたら徐々に日光に当てる時間を増やし、通常の管理に移行していきましょう。

これまでの手入れが報われ、みるみるうちに株が生き生きと再生していくはずです。

枯れたカーネーションも、諦めないでケアすれば復活するんだね!ぜひ試してみよう。

以上、カーネーションがすぐ枯れる原因と対策についてご紹介しました。

まとめると、枯れる原因には水やりの不適切さ、日光や温度管理の失敗、病害虫の発生などがあります。

カーネーションが枯れかけてしまっても、諦めずに対処法を実行してみてくださいね。

まとめ

この記事では、カーネーションがすぐ枯れる理由と長持ちさせる効果的な対策について紹介してきました。

この記事のポイント!
  • カーネーションが枯れる原因
  • 効果的な水やり方法
  • 長持ちさせる秘訣

普段からカーネーションの好む環境を整え、こまめな観察を心がけることが大切です。

これで長持ちするなら、試してみたいね♪

きっと、あなたの愛情でカーネーションは長持ちしてくれますよ。

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