プランターでイチゴを育てる5つの秘訣!最適な時期と注意点【保存版】

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イチゴをプランターで育ててみたい!

でも、何から始めればいいんだろう?

プランター栽培は手軽で初心者でも始めやすいですが、育て方の基本を押さえることが大切ですよね。

イチゴをうまく育てるためには、どのような注意が必要なのでしょうか?

この記事では、イチゴをプランター栽培する際に気を付ける注意点や植え付けにベストな時期について紹介していきます。

この記事で分かること!
  • プランター栽培のメリット
  • 植え付けのベストタイミング
  • イチゴをおいしくする秘訣
目次

秘訣1:プランター栽培のメリットを活かそう

プランターでイチゴを栽培するメリットは、限られたスペースでも手軽に栽培できることです。

ベランダやテラスなどの狭いスペースでも、プランターを置けばイチゴ栽培が楽しめます。

しかも、プランター栽培なら以下のような利点があります。

プランター栽培のメリットを最大限に活かせば、手軽においしいイチゴが育てられますよ。

ベランダなどの狭いスペースでも栽培できる

イチゴの栽培には広い庭は必要ありません。

プランターさえあれば、ベランダやテラス、バルコニーなどのわずかなスペースでもイチゴを育てられるのです。

コンパクトなプランターなら場所を取らず、日当たりのよい場所ならどこでも設置できます。

  • マンションのベランダ
  • アパートのバルコニー
  • 家の軒先やテラス
  • 玄関先のわずかな空間
  • ウッドデッキ

このように、プランター栽培なら限られたスペースでも問題なくイチゴが育てられます。

「イチゴを育ててみたいけど広い庭がないから…」と諦める必要はありません。

プランター栽培なら、狭小スペースでも立派なイチゴを収穫できるのです。

植え付け・収穫が腰を曲げずにできる

地植えのイチゴ栽培では、苗の植え付けから収穫まで腰を曲げる作業が多く大変です。

一方、プランター栽培なら床の上に置いて、立ったまま作業ができるのがメリット。

腰への負担が減るので、ラクに長く栽培を楽しめます。

  • プランターを置く台の高さを調節できる
  • 立ったままラクに植え付けや収穫ができる
  • 腰を曲げずに済むので長時間の作業も平気
  • 高齢者や腰痛持ちの方も無理なく栽培できる

プランターを置く台の高さを調整することで、自分に合ったちょうどいい作業姿勢がキープできます。

腰を曲げる必要がないので、イチゴ栽培の大きな負担が軽減されるのです。

年齢や体力に自信がなくても、プランター栽培なら楽しくイチゴ作りを続けられますよ。

害虫や雑草の侵入を防ぎやすい

地面で育てるイチゴは、害虫や雑草の被害を受けやすいデメリットがあります。

しかし、プランターで栽培すれば地面と隔離されるので、害虫や雑草の侵入を防ぎやすいのです。

健康的なイチゴを育てるなら、ぜひプランター栽培を選びましょう。

  • 地面からの虫の侵入を防げる
  • 雑草の種が入りにくく、植え付け時の除草も簡単
  • 病原菌やウイルスの感染リスクも減らせる

イチゴの苗床を清潔に保ちやすいので、害虫や雑草対策の手間が省けます。

病気の発生を抑えられるので、無農薬栽培にもチャレンジしやすいですよ。

プランター栽培なら、安心・安全なオーガニックイチゴを育てられます。

プランター栽培なら狭いスペースでも手軽にイチゴ作りをできるんだね♪

秘訣2:イチゴの育て方の基本をマスターしよう

おいしいイチゴを収穫するには、肥沃な土づくりと適切な水やりなどの基本が大切です。

プランターの大きさや素材選びのポイントを押さえて、育て方の基本をしっかりマスターしましょう。

以下に、イチゴを育てる手順を詳しく解説します。

手順を踏まえて基本をマスターすれば、プランターでもおいしいイチゴが育てられますよ。

プランター選び

イチゴ栽培に適したプランターを選ぶことが、育て方の第一歩。

イチゴの健全な生育には、プランターの大きさと素材が大きく影響します。

イチゴ栽培におすすめのプランターの条件は以下の通りです。

  • 大きさは深さ25cm以上、横幅40cm以上が理想
  • 穴が開いてて、排水性の良い素材を選ぶ
  • プラスチック製や木製、テラコッタ製がおすすめ

十分な大きさのプランターを選べば、イチゴの根が伸びるスペースを確保できます。

底に穴が開いた素材なら排水性も良好で、過湿を防いで根腐れを防げます。

大きめのプランターなら水はけも良く、たっぷりと土を入れられるので、イチゴがすくすく育ちますよ。

土作り

美味しいイチゴ作りには、水はけの良い土づくりが欠かせません。

ベストなイチゴ用の培養土の配合は、以下がオススメです。

腐葉土、ピートモス、バーミキュライトを2:1:1の割合で混ぜましょう。

  • 腐葉土:保水性と通気性が良く、養分も豊富
  • ピートモス:保水性が高く、根の発育を助ける
  • バーミキュライト:排水性が良く軽い

培養土の代わりに、市販のイチゴ専用の土を使うのもオススメです。

プランターの底には、必ず軽石やバークチップを1cmほど敷いて排水層を作りましょう。

根腐れの原因になる過湿を防ぐことができます。

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苗の植え付け

イチゴの苗は、9月下旬~11月上旬の秋が植え時です。

ランナー苗か、ポット苗を選んで植えつけましょう。

苗の植え方のコツは以下の通り。

  • ポット苗は、根鉢をくずさないよう苗を取り出す
  • ランナー苗は、古い葉を取り除き、根を整える
  • 株間は20~25cm空け、等間隔に植える
  • 苗の土を、プランターの土と同じ高さに合わせる

ランナー苗は植え付け前に、2~3日程度日陰で育苗しておくとよいでしょう。

植え付け後はたっぷりと水やりをして、苗をしっかり固定します。

乾燥を防ぐために、ワラやバークチップでマルチングするのもオススメです。

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水やりと追肥

イチゴは水を好む植物なので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりしましょう。

水のやり過ぎには注意します。水はけのよい用土を使っていれば、目安は1日1回程度。

特に実が色づくころは、水切れしないように注意が必要ですよ。

  • 水やりは朝か夕方の涼しい時間帯に
  • 葉に水がかからないよう根元に注ぐ
  • 用土の水はけを確認しながら加減する

追肥は、花が咲き始めたら2週間に1回、液肥などを規定倍率で与えましょう。

窒素、リン酸、カリウムをバランスよく含む液肥がオススメです。

実が色づき始めたら、追肥は控えめにしましょう。

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収穫

イチゴの収穫は、実の色が均一に濃く染まり、つやが出てきたら適期サインです。

ヘタごと実を摘み取るのがコツ。ヘタを取ると日持ちが悪くなります。

気温の高い日中の収穫は避け、朝か夕方に収穫しましょう。

  • 完熟したら、こまめに収穫する
  • ヘタを取らずに、ヘタごと実を摘み取る
  • 収穫後はすぐに冷蔵庫で保存

大玉品種なら1株で20~30個、小玉品種なら30~40個ほどの収穫が見込めます。

朝摘みしたてのみずみずしいイチゴを、そのまま食べるのが至福のひとときですね。

プランター栽培でも、正しい育て方をすれば十分な収穫が得られますよ。

イチゴの育て方のコツを知れば、土づくりや水やりも難しくないね

秘訣3:最適な植え付け時期を選ぼう

イチゴの苗の種類によって、植え付け適期が異なります。

イチゴ栽培を成功させるには、苗の種類に合わせた植え付け時期を選ぶことが大切。

苗の種類別の植え付け時期や、秋植えのメリット、春植えの注意点について詳しく見ていきましょう。

植え付け時期を適切に選べば、苗の活着率もアップして、イチゴの生育も順調に進みますよ。

苗の種類で異なる植え付け時期

イチゴの苗は、品種や苗の種類によって植え付け時期が異なります。

一般的なイチゴの苗の種類と、その植え付け適期は以下の通り。

品種にもよりますが、イチゴ栽培では「秋植え」がもっとも一般的です。

  • ポット苗:9月下旬~10月中旬
  • ランナー苗(冷蔵苗):9月下旬~10月下旬
  • ランナー苗(フレッシュ苗):5月中旬~6月中旬

多くの品種は秋植え用のポット苗やランナー苗が出回っています。

晩秋~初冬に植え付けることで、苗が冬の低温に当たって花芽が形成されるのです。

一方、春植え用のフレッシュ苗は、収穫時期が遅くなる反面、秋までしっかりと栄養成長できるメリットがあります。

秋植えがおすすめな理由

イチゴ栽培では、秋植えがもっともポピュラーな方法です。

9月下旬~11月上旬の涼しい時期に苗を植え付けることで、様々なメリットがあるのです。

秋植えのイチゴ栽培がおすすめの理由は以下の通り。

  • 冬の低温により、翌春までにしっかり花芽が形成される
  • 秋の気温の低下とともに苗が休眠に入り、根張りが良くなる
  • 休眠が明けた苗から、勢いよく花芽や果実が育つ

秋に植え付けた苗は、冬の間にしっかりと根を張って養分を蓄えます。

休眠期を経た苗は、春先から旺盛に成長して、早い時期から実をつけ始めるのです。

春植えする際の注意点

秋植えに対して、春植えはあまり一般的ではありません。

栽培時期がずれ込むため、収穫時期が秋植えより1~2ヶ月程度遅くなるのが難点です。

とはいえ、初夏までゆっくりと栄養成長できるメリットもあります。

春植えする際は、以下の点に注意しましょう。

  • 露地栽培では晩霜の危険性がある
  • 気温の高い時期は苗の蒸れに注意
  • 本格的な収穫は秋口になる

春植えでは、ベランダなどの霜の降りない場所で管理するのがオススメです。

真夏の高温多湿にも負けない健康な苗を育てることがポイントですよ。

初心者は、まずは秋植えから始めるのが失敗が少なくてオススメです。

品種に合った植え付け時期を選ぶのが、イチゴ栽培の鉄則だね

秘訣4:おいしいイチゴを育てるコツを押さえよう

甘くておいしいイチゴを育てるには、正しい栽培管理が欠かせません。

肥料の与え方、日当たりの確保、病害虫対策など、育て方のポイントを押さえることが大切です。

イチゴの旨味を引き出す栽培管理のコツを、詳しく解説しますね。

プランター栽培でも、栽培管理を工夫すれば、甘くて立派なイチゴが収穫できますよ。

日当たりと風通しのよい場所で育てる

イチゴは日当たりと風通しのよい場所で育てるのが基本中の基本。

十分な日光と空気の流れがあってこそ、健康的なイチゴを育てられます。

イチゴの栽培に適した環境の条件は以下の通りです。

  • 1日6時間以上は直射日光が当たる場所
  • 風通しがよく、湿気がこもらない環境
  • 真夏の直射日光は遮光ネットで和らげる

プランターの置き場所は、南向きや西向きのベランダがベストです。

風通しを確保しつつ、雨風をしのげる軒下などを選びましょう。

夏場は直射日光で葉が焼けることがあるので、遮光ネットの利用がオススメです。

適度な水やりを心がける

甘くておいしいイチゴに育てるには、水やりの管理も重要なポイントです。

イチゴは水を好む植物ですが、水のやり過ぎには注意が必要。

以下の点を意識して、適切な水やりを心がけましょう。

  • 用土の表面が乾いたらたっぷりと水やり
  • 水はけのよい用土なら1日1回程度が目安
  • 夕方の水やりは控えめにし、根腐れを防ぐ
  • 果実が色づくころは水切れに注意

水やりは朝か昼間の暖かい時間に行うのがベストです。

葉に水がかからないよう、株元にそっと水をあげるのもコツですよ。

水やりのタイミングと量を調整して、イチゴの甘味アップを目指しましょう。

花が咲いたら追肥する

植え付け時に元肥を施したら、開花期にもう一度追肥を行いましょう。

イチゴは花が咲いてから実を大きく育てる時期に、養分をたくさん必要とします。

開花期の追肥は、イチゴの実つきをよくする効果があります。

  • 元肥は植え付け2週間前に、緩効性肥料を施す
  • 開花が始まったら追肥し、2週間に1回の間隔で2~3回繰り返す
  • 追肥には液体肥料か化成肥料を株元に施す

イチゴ専用の液体肥料を規定倍率で薄めて使うのが、初心者でも失敗が少なくてオススメです。

実が色づき始めたら追肥は控えめにし、甘味の乗ったイチゴに仕上げましょう。

肥料の選び方と与え方を工夫して、自慢のイチゴ作りに励んでくださいね。

美味しさの決め手は日当たりと追肥この2つなんだね

秘訣5:育て方の疑問や悩みに答えよう

プランターでイチゴを育てる際によくある質問や、栽培での悩みにお答えします。

イチゴ作りで気になることがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

プランター栽培の基本をおさえつつ、状況に合わせて臨機応変に対処することが大切です。

プランターでのイチゴ栽培は、工夫次第でとってもおいしい実が収穫できますよ。

プランターの大きさはどれくらいが良い?

イチゴをプランターで育てるなら、深さ25cm以上、横幅40cm以上の大きめサイズがおすすめです。

  • 根が伸びやかに育ち、養分吸収力が高まる
  • 水はけがよく、根腐れの心配が減る
  • 植え付け後の株間が広めで風通しがよい

反対に、プランターが小さすぎると土の量が少なく、水切れを起こしやすくなります。

1株だけ植えるなら直径30cm、2株植えるなら横幅60cm以上のプランターがベターですよ。

植え付け後の日光管理のコツは?

イチゴは日当たりを好む植物なので、植え付け後は日光をたっぷりと浴びさせてあげましょう。

とはいえ、真夏の強い日差しが直接当たると葉やけする恐れがあります。

季節に合わせた日光管理を行うのがコツですよ。

  • 秋〜春は、1日6時間以上日光に当てる
  • 夏場は、レースの遮光ネットで直射日光を和らげる
  • ネットの遮光率は50%程度が適当

真夏は、遮光ネットを使って日光を遮るのがオススメです。

西日が強い午後は、ネットを二重にして日よけ効果を高めるのも良い方法。

ただし、遮光し過ぎると花つきが悪くなるので、加減が肝心ですよ。

うどんこ病予防の方法は?

イチゴ栽培で最も発生しやすい病気が、うどんこ病です。

うどんこ病は、多湿と日照不足が原因で発生しやすい病気で、葉に白いカビが発生します。

予防と早期発見・早期駆除が大切です。

  • 過湿にならないよう、水はけのよい用土で管理する
  • 日当たり・風通しをよくし、過湿を防ぐ
  • うどんこ病の初期症状を見つけたら、速やかに罹病葉を取り除く

プランター栽培なら、うどんこ病の発生を抑えやすいのがメリットでもあります。

日当たりと風通しのよい場所で育て、水やりを控えめにするのが予防のコツですよ。

万一発生したら、カリ石けん液の散布もオススメです。

赤くならないいちごの原因と対処法は?

せっかくイチゴの実がなったのに、なかなか赤く色づかない…。こんな経験はありませんか?

イチゴが赤くならない原因は、主に以下の3つが考えられます。

それぞれ原因に合わせた対処法を実践しましょう。

  • 日照不足の場合は、日当たりのよい場所に移動する
  • 肥料不足なら、収穫1ヶ月前から追肥を控える
  • 温度が高すぎるときは、遮光ネットで遮光する

色づきが悪いときは、水やりのタイミングにも注意が必要です。

イチゴの実が色づき始めたら、水やり回数を減らすのがオススメです。

水を控え気味にすることで、イチゴの甘味がアップしますよ。

まとめ

この記事では、イチゴをプランター栽培する際に気を付ける注意点や植え付けにベストな時期について紹介してきました。

この記事のポイント!
  • プランター栽培のメリット
  • 植え付けのベストタイミング
  • イチゴをおいしくする秘訣

水やりや日光管理に気を配りながら、愛情込めて世話すれば、あなたの手で立派なイチゴが実るはずです。

早速やってみたいな

真心こめて育てたイチゴを、美味しく食べるのが楽しみですね♪

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